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長野県ではまだまだ数少ない!!金融商品仲介業者(IFA)とは
市川 亮

弊社の主な業務内容には、「生命保険代理店業」「損害保険代理店業」に加えて、「金融商品仲介業」という業務があります。

弊社は創立以来、特に生命保険をメインに行ってきてたため、長野フィナンシャル=保険代理店というイメージを持たれている方も多いかと思います。

そこで、今回は弊社が行っている「金融商品仲介業(IFA)」について、具体的な業務内容と、活用方法についてご説明したいと思います。

長野県ではまだまだ数少ない!!金融商品仲介業者(IFA)とは イメージ

1 IFAとは…

IFA(Independent Financial Advisor)の仕組み
IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)とは

IFAとは「Independent Financial Advisor」の頭文字をとったもので、「独立系ファイナンシャルアドバイザー」や「資産運用アドバイザー」と呼ばれています。

IFAは日本証券業協会に登録されており(弊社は6名登録)、証券外務員資格があることで、株式や債券・投資信託といった金融商品の相談、注文の取次ぎができます。

老後資金や教育資金、相続の問題、金融商品の選択などお金にまつわる不安は尽きません。

IFAはそういった悩みに寄り添い、中立的な立場から的確にお客様のニーズに応える提案を行います。

弊社では、楽天証券、東海東京証券、2つの証券会社のIFA業務を行っております。

2 IFAに相談するメリット

1 ライフプランに沿った資産運用アドバイス

長野フィナンシャルはFP法人として、ファイナンシャルプランナーがお客さまのコンサルティングを行います。

そのため、お客さまのライフプランをお聞きした上で、それぞれのお客さまに適した金融商品の提案を行います。

金融事業者は多数ありますが、総合的な相談、提案が可能な点がIFAを活用するメリットと言えます。

お金に関する主な相談内容とそれぞれの事業者における対応可否

ご覧の通り、それぞれの事業者によって得意不得意があります。

例えば資産運用に関して言えば、「株式取引を積極的にやりたい」「投資信託は新商品や旬な商品を選びたい」のような部分で言えば、証券会社が最も得意としている分野と言えます。

一方、弊社においては、FP資格を保有するIFAがライフプランをベースにした提案を行い、お金に関する相談については全般的に対応ができるため、複数の金融事業者に相談することなく全ての相談が出来るという点が強みになります。

2 ご要望に応える様々な商品ラインナップ

IFAは株式、投資信託、債券、ラップなど様々な商品ラインナップの取り扱いができるため、お客様に最適な組み合わせのご提案ができます。

また、投資信託においては、銀行では取り扱い商品数が50本~100本程度しかありませんが、楽天証券においては約2,600本の取り扱いがあり、よりお客さまの希望に沿った商品を選択することが可能です。

3 ネット証券ではできない「アドバイザーに相談」が可能

昨今、ネット証券の口座開設数が急増しております。

口座数についてはSBI証券が約900万口座、楽天証券が約800万口座、そして野村証券が約550万口座となっており、ネット証券2社が大手証券会社の口座数を大きく上回っております。

ネット証券口座の増加理由として、「WEB経由での口座開設が容易であること」、「付帯サービスが充実していること(ポイント付与等)」、「手数料が安いこと」が主に挙げられます。

また、大手証券会社や銀行においては、平日夜、土日営業しているところが少なく、若い方や会社勤めの方においては、アドバイザーに相談すること自体が難しいため、結果的にアクセスしやすいネット証券を選択する傾向になるのだと思います。ただし、ネット証券は口座開設や小額取引については容易であるものの、「口座開設したけど、どうしたらいいか分からない」「大きな金額を取引するのは怖い」という方が多く、口座開設をしたままになっている人や、商品選択も人気ランキングやYouTubeを見て選んでいる人が大半です。

つまり自分に最適な商品や手段を選択していない方がとても多いということです。

弊社は楽天証券のIFAであるため、楽天証券のプラットフォームを活用しながらも、アドバイザーに相談しながら自分の金融資産やライフプランを踏まえた資産形成、資産運用ができるという点が強みになります。

なお、既に楽天証券の口座を持っている方も、弊社アドバイザーコースに変更することもできます。

それぞれの銀行口座の特徴

4 取引にかかる手数料が安い

株式取引をする際には売買手数料が、投資信託取引をする際には、①購入手数料、②信託報酬、③信託財産留保額という3つの手数料がかかります。

株式取引、投資信託取引いずれのケースにおいても大手金融機関や銀行よりもネット証券の方が手数料は安いケースが多いです。特に投資信託においては、ネット証券は現在購入手数料が全てかからない形となっております。

弊社においてはIFAであるためこれまではNISA取引に関しては購入手数料ゼロとしてましたが、今年中に全ての購入手数料をゼロとする予定です

また信託報酬という管理手数料についても、ネット証券は商品数が大手証券会社や銀行よりも多いため、同じインデックスタイプの投資信託でも手数料が安い商品が多数あります。

5 高い中立性・世代を超えた長期にわたるサポート

証券会社や銀行の営業担当者は、組織の営業方針やノルマによってお客様の立場ではなく自社が販売したい商品を勧めざるを得ない場合があります。

また、一般的には転勤もあり、営業担当者と長期的な信頼関係を築きにくい面もあります。

一方で、IFAは特定の金融機関から独立した立場にあるため、お客様に対して中立的なアドバイスができます

また、弊社は金融機関のような転勤がないため、生涯を共に歩むパートナーとして大切なご資産を守り育て、次の世代に受け継ぐサポートができます。

それぞれの銀行口座の違い


以上が、IFAを活用する主なメリットになります。

弊社で本格的にIFA事業を開始して、4年が経過し現在口座開設数は約850口座、お客さまからお預かりしている金融資産残高は約30億円になります。

来年度にはNISA制度が大きく改正になることも踏まえ、「資産運用に関心はあるけど何をしたらいいか分からない」「既に金融機関で運用はしているが、担当者が誰かも分からない」「ネット証券で取引しているけど、よく内容が分かっていない」という方は、是非弊社にご相談いただければと思います!!(市川亮)

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